保育で大切にしていること
保育で大切なのは、子どもにたっぷり愛情を注ぎ、「愛されている」と感じさせることだと思います。幼少期に「たくさん愛された」という記憶は、成長過程で困難に直面しても、それを乗り越える力となるでしょう。特に、子どもを認め、褒めることが大切です。「あなたならできる」「素敵だよ」といった優しい言葉が自信を育み、前向きな気持ちを引き出します。
また、保育士さんが工夫して抱きしめたり、一緒に遊んだりといった触れ合いを通じて、愛情が言葉を超えて伝わる瞬間もあります。そして、優しい言葉遣いは子どもの宝物となり、社会でも役立つ力になるでしょう。こうした思いを共有できる仲間と、子どもたちの成長を支えたいと願っています。
保育士ストーリー
私が子どもと関わる仕事をしたいと思ったきっかけは、中学校の職場体験で幼稚園に訪れた時です。子どもたちの純粋な目の輝きに心を打たれ、「子どもと一緒に働くのは素晴らしい」と直感的に感じました。それ以来、この仕事を目指すようになりました。
若い頃は札幌で幼稚園や保育園に勤め、民間施設で働いていましたが、千葉に移ってからは、子育てと両立できる環境を求め、公立の保育園で非常勤として働くことを選びました。公立では法令遵守が徹底されており、指示がスムーズな点が特徴です。一方、民間施設では、柔軟な対応ができる魅力があり、子どもや保護者のために常に工夫を重ねられる点が素晴らしいと感じています。幕張いもっこ保育園の園長から、この度弁天はすのこ保育園の園長として赴任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。